How to arrange hydrangeas

Hydrangeas are beautiful when grouped in clumps.

I arranged flowers for the entrance of Mizoe Gallery in Denenchofu.

 

Hydrangea is my favorite flower because it is an aggregate of tiny flowers. I love a sum of little flowers. 

 

They are an aggregate of tiny flowers and are even more beautiful when grouped.

 

I arranged the hydrangeas in the front of the flower arrangement, where they stand out the most.

Blue hydrangeas with yellow

This time, I chose blue hydrangeas. Blue flowers, such as iris, BlueStar, and delphinium, are rare and stand out even outdoors. 

 

I added yellow oncidiums as a complement. Yellow is the opposite color of blue. Yellow (the contrasting color) enhances blue.

Mix in white hydrangeas to become a bright image.

When white hydrangeas are added, the image becomes fresher and brighter!

combined with airy, fluffy flowers and branches

The fluffy atmosphere of the hydrangea is enhanced when combined with airy, fluffy flowers and branches such as haze grass, oncidiums, and  azalea.

 

 

Hydrangeas last a long time!

Hydrangeas are precious flowers in the early summer, and they can last as long as 1 week as the cut flowers if Hydrangeas can absorb the water successfully.

 

 

 To keep hydrangea fresh, the water of the vace should change daily.

Put Alum on the cut ends of hydrangeas!

However, hydrangeas sometimes cannot absorb the water well when we cut them. 

 

Putting Alum on the cut ends of hydrangeas will help hydrangeas drink the water. Alum can be purchased at supermarkets or online for a few hundred yen.

 

If you do not have Alum, use salt instead.

 

we hope you will try arranging them in your home.

 

 

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How to arrange flowers for interior decoration? Glass and Acrylic

What kind of ikebana fits the interior of a Western-style building?

草月流 勅使河原茜家元作 ガラス花器のいけばな作品
草月流 勅使河原茜家元の作品です。

 

I visited the 21st special exhibition of "Harmony of Flowers and Vessels 2023" at Yokohama Yamate Western-style Museum.

 

Iemoto(the head)  and incoming Iemoto of the seven schools of ikebana are arranging ikebana with worldwide tableware.

 

Ikebana(Japanese flower arrangement) was arranged in a beautiful Western-style building. It would be more valuable than the usual exhibition hall for my ikebana arrangements at home.

 

 

I was particularly interested in the ikebana that I like to arrange in my home, especially flowers. I want to introduce some of the works I saw.

Flowers in the garden are beautiful, after all!

 

In June, Yokohama Yamate Western-style House garden was in full bloom with hydrangeas and roses, which really made me happy.

 

 

In sentimentality, remembering my visits toYokohama Yamate Seiyo-kan as a student on a date , and wondering if any ikebana could compete with the overwhelming beauty of the roses and hydrangeas in full bloom in this garden. I thought before arriving at the venue.

Ikebana with glass, water, and acrylic

 

The first ikebana that caught my attention were those using transparent vases and materials such as glass and acrylic.

 

 The water seen through the glass is impressive.

 

 

This ikebana work uses transparent vases and materials such as acrylic. 

Sogetsu School, Akane Teshigahara Iemoto(the head) , glass works

草月流、勅使河原茜家元のガラス花器のいけばな作品です。
草月流 勅使河原茜家元の作品です。

 

 These are works by Akane Teshigahara Iemoto(the head) of the Sogetsu School.

 

This arrangement is a glass work by Akane Teshigahara Iemoto of the Sogetsu School.

 

The blue walls, light blue glass vase, blue and purple hydrangea, and blue gradation are beautiful.

 

The hydrangea's round form and the glass vase's rounded shape create a lovely atmosphere.

 

 

 

 This arrangement is another glass work by Akane Teshigahara, Iemoto(the head) of the Sogetsu School.

 

The light from the mirror, the glass vase & the water & the reflection of the light make a corner of the room sparkle.

草月流、勅使河原茜家元、ガラス花器のいけばな作品です。
草月流、勅使河原茜家元、ガラス花器の作品です。

Acrylic and glass vases reflect light in the room.

 

The acrylic and glass vases and water reflected the light.

 

In indoor spaces, which tend to be darker and smaller than outside, it effectively reflects light.

 

Many Japanese gardens have ponds (Western gardens have fountains) because nature plus water (shimmering water and reflecting light) is the most potent combination.

未生流の肥原 慶甫さんのガラス花器のいけばな作品です。
未生流の肥原 慶甫さんの作品です。

 

The collaboration of the sunlight and greenery outside the window and the shimmering blue water is beautiful.

未生流の肥原 慶甫さんのいけばな作品です。
未生流の肥原 慶甫さんの作品です。

 Coordinating the acrylic sheet, acrylic rod, and glass reflecting the light is terrific.

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インテリアにあう生けかたは? ガラスとアクリル編

洋館のインテリアにあう、いけばなは?

草月流 勅使河原茜家元作 ガラス花器のいけばな作品
草月流 勅使河原茜家元の作品です。

横浜山手西洋館での「花と器のハーモニー2023」の第21回特別展に行ってきました。

 

いけばなの七流派の家元・次期家元、世界各国の食器とともに、いけばなを生けています。

 

素敵な洋館での、いけばなだったので、普通の展示会場よりも、普段の家でのいけばなの生けかたに、参考になるなーと思いました。

 

特別に好きだった、お花を中心に、お部屋のインテリアに映える生けかたは? という視点で、見てきた作品をご紹介します。

やはり、庭のお花は美しい

6月の横浜山手西洋館の庭は、紫陽花と薔薇が満開で、本当に幸せな気分になりました。

 

横浜山手西洋館に、学生のときにデートで来たことを思い出したりして、感傷に浸りながら(笑)、この庭の満開の薔薇と紫陽花の圧倒的な美しさに敵う、いけばななどあるのか? と会場に着く前に思いました。

ガラス&水、アクリルの、いけばな

まず目を惹いたのがガラスや、アクリルなど、透明の花器や素材を使ったいけばなです。

 

 

こちらは、古流松應会の千羽 理芳さんの作品です。ガラスから見える水が印象的です。

アクリルなど透明の花器や素材を使った作品です。未生流の肥原 慶甫さんの作品です。

 

草月流、勅使河原茜家元、ガラス作品

草月流、勅使河原茜家元のガラス花器のいけばな作品です。
草月流 勅使河原茜家元の作品です。

草月流、勅使河原茜家元、ガラス作品です。

 

ブルーの壁に、水色のガラス花器、青紫の紫陽花、ブルーのグラデーションが美しいです。

 

紫陽花の丸いフォームと、ガラス花器の丸いフォームで、可愛らしい雰囲気ですね。

 

 

こちらも、草月流、勅使河原茜家元、ガラス作品です。

 

鏡の光と、ガラス花器&の水&光の反射で、部屋の一角がキラキラした空間になっていますね、

 

草月流、勅使河原茜家元、ガラス花器のいけばな作品です。
草月流、勅使河原茜家元、ガラス花器の作品です。

室内では、アクリルやガラス花器で光を反射

好きだった作品を見ると、アクリルやガラス花器や水で、光を反射させていました。

 

外と比べて、暗く&狭く、なりがちな室内では、光を反射させて取り込むことが、効果的なのですね。

 

多くの日本庭園には、池がある(西洋庭園には、噴水がある)というのは、自然+水(水の煌めきと光の反射)というのは、最強の組み合わせだからなのだろうなと、感じました。

未生流の肥原 慶甫さんのガラス花器のいけばな作品です。
未生流の肥原 慶甫さんの作品です。

窓の外の木漏れ日&緑と、光る青い水のコラボが、美しいですね。

 

未生流の肥原 慶甫さんのいけばな作品です。
未生流の肥原 慶甫さんの作品です。

アクリル板とアクリル棒と、グラスの、光を反射するコーディネートが素敵ですね。

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紫陽花のいけかた

紫陽花は、塊りで集合すると、美しい

田園調布の溝江画廊さんで玄関花をいけました。

今回は、紫陽花。

 

紫陽花は、わたしが愛してやまない小花の、集合体なので、本当に大好きなお花です。

 

もともと小花の集合体ですが、さらにまとめて入れてあげると、さらに綺麗です。

 

一番目立つ正面にかたまりとしてドンと紫陽花を入れています。

 

青の花は、菖蒲、ブルースター、デルフィニウムなど、意外と少ないので、屋外でも目立ちます。今回は、青い紫陽花を選んでみました。

 

反対色黄色のオンシジウムを引き立て役に入れました。

紫陽花は、長持ち!

紫陽花は、水揚げさえ成功すれば、1−2週間と、切り花長く持つ、この時期に貴重なお花なのです。

 

 

紫陽花の切り口には、みょうばんをつけよう

ただし、紫陽花は最初の水揚げが上手くいかないことがあるのですが、みょうばんをつけると、成功率が上がります。

 

紫陽花は、切り口にみょうばんをぜひ塗ってください。

 

みょうばんは、スーパーやネットなどで数百円で購入できます。

 

 

白い紫陽花をミックスすると、洋風で明るいイメージ

白い紫陽花が入ると、少しさわやかで明るめのイメージになりますね

今回使った、ドウダン(全面に入っている高い枝)も、とても長持ちします。この時期で、少なくとも1−2週間。もちろん水換えは毎日しましょう。

 

紫陽花は一輪をいけても、じゅうぶん存在感があって、とても可愛いです。

 

ドウダンなどのグリーンと、紫陽花をいけても、より色が引き立ちます。

 

梅雨の時期の風物詩の紫陽花、ぜひおうちでもいけてみてくださいね。

 

 

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白磁や青磁のススメ〜鮮やかな花やお正月に

お正月はどんな器がふさわしい?

謹賀新年

 

お正月には、どんな器が相応しいのでしょうか。

 

お祝いと言うと、赤や、ゴールド、シルバーなどが思い浮かびますが

爽やかで、格調高い、白磁!

 

草月流、初代家元蒼風先生は、もともとは、まず第一に白磁をすすめています。

 

(白磁というのは、左のような白い磁器です。作例はお正月花ではありません)。

 

ちなみに陶磁器には、陶器と磁器があります。

 

磁器というのは、長石というガラスにも使われる成分が入っていて、高温で焼かれていて、叩くとカーンいう音がします

 

磁器と言えば、ウェッジウッドや、ノリタケなどのブランドが有名ですね。

 

もともと、白磁は、格調高いイメージだったのですね。

 

先日は、暗い色の磁器を勧めましたが、白い器は爽やかな明るいイメージになります。

 

左の写真のように濃い目の鮮やかな色の花を入れると、白い器と対比がついて映えるのでおすすめです。

 

 

 

 

次に、爽やかな、青磁

次に、青磁(青い磁器)。

 

白っぽい背景のわが家では、今年のお正月は、少し色を入れて青磁で生けていました。

 

単に、青磁が好きなだけですが 笑

 

ボケの赤と、青磁で、色の対比ができるので、少し華やかさをプラスしたいときにも、青磁はおすすめです。

 

また、青の反対色の黄色のお花を生けるときにも、映えます。

 

古くから中国でも愛された青磁は、爽やかで格調高く、お祝いなどにも使われる器になります。

そのほか、籠(かご)なども新春らしくていいそうです。

 

そのほか、銀、銅、銅、錫の金属製の花器。

 

お正月は、実家などに帰る機会も多いですから、古い花器を見つけたら、松などを生けてぜひお正月のお花にチャレンジしてみてください!

ダルメシアン柄のダリア −− 暗い色の花器のススメ

生徒さんの作品です。可愛いダルメシアン柄のダリアです

 

綺麗な赤と白い模様がおしゃれな雰囲気です。

 

灰色の花器と合わせて、明るい赤が目立つように生けています。

 

備前焼などの灰色や茶色などの暗い色の花器は、桜、ぼけ、バラなど明るい色や淡い白っぽい色のお花と合わせると

 

明暗のコントラストがつくのでお花が引き立ちます。

 

透けるような淡いピンクの桜のお花が綺麗なのは、ゴツゴツした濃い茶色の幹とのコントラストに引き立てられているから、と言ったらわかりやすいでしょうか。

 

夜桜が綺麗なのはあたりが暗いから。谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』の世界ですね。暗い中でこそ明るい色や、光が生きてきます。

 

われわれ東洋人はなんでもない所に陰翳を生ぜしめて、美を創造するのである」(谷崎潤一郎『陰翳礼賛』より)

 

光と闇という点から日本人の美意識を解いた、90年前の名著の精神は、お花をいけるときにも生かせますし、お正月の神社のたいまつの綺麗さでも、夜桜でも、日々の生活に息づいていて感じることができますね。

 

年末年始と、これから伝統行事などに触れることも多いシーズンですので、ぜひお花や日々に『陰翳礼賛』の世界を感じて楽しんで頂ければと思います。

 

備前焼に生けた紫陽花とこむらさき
備前焼に生けた紫陽花とこむらさき

 

 お家でも、備前焼など、灰色や茶色など暗い色の器が一つあると、いろいろなお花と合わせやすいです。

 

黒い花器は、洋風のナチュラル系でまとめた白っぽいお部屋には少し印象が強くなるかもしれませんが、備前などのナチュラルな色はどのお部屋にも合いますので

 

普段のお花を生けるときに、ぜひ暗めの色の花器も、試して見てくださいね

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木の構成のワークショップ from China

中国から、生花やフラワーアレンジをテーマに旅行にいらしゃったかたがたに、木の構成のワークショップをしました。

 

みなさん熱心で、草月の教科書を購入されていきました!

 

海外のかたがたに生花に関心をもっていただき嬉しいかぎりです(^^♪

 

疑問に思ったことは、どんどん質問してくささるので教えやすかったです!

いけばなは、お一人以外、初めてのかたでした。

 

4時間のワークショップで、丁寧に草月のお花のエッセンスの概要を説明しています。

 

しっかり草月のお花を理解してつくっていただけたかなと思います!

いけばな体験レッスンって、どんな感じ⁈

いけばなの体験レッスンってどんな感じ? お花や木などの植物と対話するひととき。

森の林檎のレッスンの様子をレポートいたします。

マンツーマンまたは少人数のレッスンで、はじめてのかたでも、じっくりと草月流のいけばなの世界を堪能していただけます★

 

1 草月流の教科書を見ながら説明を聞く

体験レッスンでは、草月の基本形を体験していただきます★ まず草月の教科書をみながら説明をいたします。

2 講師による生け花のデモンストレーション

講師が、説明をしながら実際に基本の形をいけます。

3 ご自分で生ける前に、いけばなの図を書いてみる

基本形を実際に行ける前に、大まかないけ花の図(花系図)を書いてもらいます。器にたいしてのそれぞれの枝・花の長さと角度などに注意して書き込んでいきます。

書いてみることで、いけばなを二次元で体験していただき、実際に生けるときにスムーズに生けていただけます

4 実際にご自分で基本形を生ける

教科書を見ながら、実際にご自分で生けていただきます。初めてのときは、講師も細かくアドバイスさせていただきます。

5 講師による作品の講評

完成したら、講師が作品をチェックさせていただき、こまかな部分を修正します。いけばなは最初から完璧にできるものではなく、レッスンで繰り返すことですこしずつ、身に着けていきます。ゆったりとした気持ちでトライしてみてください♪

おまけ★体験レッスンみなさまの声

日常を忘れて、お花の世界に没頭できた。お花をよりきれいに見せるちょっとしたこつがわかった。帰ってからお花があるのに癒され、気持ちにゆとりをもてた。などなど感想が寄せられています。

 

みなさんも、お気軽に体験レッスン、受けてみてくださいね♪

グラジオラスとパンパス! 田園調布みぞえ画廊

持ちのいいお花でオレンジのグラデーション♪ グラジオラスとパンパス

田園調布みぞえ画廊の玄関のいけばな パンパスグラス・グラジオラス・びわ・カスミ草
田園調布みぞえ画廊の玄関のいけばな パンパスグラス・グラジオラス・びわ・カスミ草

6月の8~22日、田園調布みぞえ画廊の門前花にグラジオラスとパンパスを生けました。

 

花材:パンパスグラス・グラジオラス・びわ・カスミ草

 

初夏は、春よりお花が少なくなっています^^ 今回は真夏日の日も予想され、お花は傷みやすくなっています。でも真夏ではないので生花にもチャレンジしました。真夏では、2週間で程よい予算で、屋外に生花を生けるのはほぼ難しいです( ;∀;)

 

ドライのパンパスグラスなど、ドライの素材をとりいれ、暑くなってきた初夏でも花材持ちしやすく。

 

写真にはありませんが、週の後半はブルーベリーや、赤すぐりなど、もちのいい実を入れています!

今回の生ける際のポイント

●黄金色のパンパスグラス・オレンジのグラジオラス・琵琶の実で、黄色からオレンジの色のグラデーションに。

 

●カスミ草でふんわりと華やかな雰囲気をプラスする。

 

●大きな葉の琵琶で、グリーンに表情をつける。

 

●パンパスグラスをふわりと広げ、高さと、横幅、を出す♪

 

●花と葉のいれるところを分けて、メリハリをつける


グラジオラスは、下のほうから咲いていくので、傷んだ花はとります。先端も傷みやすいので、傷んできたらとります。今回は、傷むことが予想されたので前もってとっておきました。

 

バンダやモカラなどの蘭も先端のつぼみが傷みやすいし、とると表情がやわらかくなるので先端の莟みはとってもいいと、お花屋さんの友人から教えてもらったことを思い出しました(^^)

今回生けさせていただいた期間の前半には、大人気の小松孝英先生の個展を開催していました。少し拝見させていただいたのですが、琳派の流れを汲んでいるような作風で、繊細・華やかな作品にうっとり。今回の個展は終わっていますが、機会がありましたらぜひ足をお運び下さい。

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銀座アートホール【刺繍展】ディスプレイ♪

銀座アートホールで、『品川未知子 日本刺繍アート展〜糸は絵の具』のギャラリーのディスプレイをお手伝いしました。

 

刺繍作品をたてかけてあるのは、ニューサイランを乾燥させ、さいて、編み込んもの! 

 

刺繍作品をひき立て目立たせるるため、生のお花ではなくドライフラワーの、バラを使って華やかさを出しています。

 

バラは、個展の刺繍作品のなかのモチーフにもつかわれています♪

生け花の流派と選び方【三大流派】

57の流派(2018年度)が集ういけばなの祭典、『いけばな × 百段階段』が、目黒のホテル雅叙園東京で、毎年秋にあります。

 

いけばなの流派の特徴を知ったり、流派を選ぶときに、ももってこいですので、レポートさせていただきます!今回は、草月流・池坊・小原流の三大流派編。

 

文化財「百段階段」の各部屋には、螺鈿細工、組子障子、美人画の大家、鏑木清方をはじめ、昭和を代表する日本画家の作品がしつらえられています。その部屋に生け花が生けられています。

 

どの場所にいけるかというのは、素敵なお花をいけるためにとても大切です。草月流では、『場にいける』というカリキュラムがあります。まさにいけばなにとって最高の場所、文化財「百段階段」での、華麗ないけばなの様子をご紹介!

 

We have big ikebana event in HOTEL GAJOEN TOKYO in every fall. this is about that event.

 

 

草月流 sogetsu

草月流
草月流

三大流派、のうちまずは、草月流の作品からご紹介。わたしが属していますので(^^♪

 

ホテル玄関前の草月流のお家元の作品です。紙がつかわれていて、紙の立体的なオブジェがいきもののようで素敵です。そのほか流木(海岸に流れてきた木)もつかわれています。

 

こういった植物以外の素材も使ったり、の植物を加工したものも使うが草月流の一つの特徴です。紙は植物を加工したものなので、いけばな作品にも合いやすいですし、やわらかな独特の風合いがプラスされます!

 

さらに紙のオブジェの中を照らすことで光を演出の一つに取り入れています。草月流は植物以外の素材を使ったりアート的な要素も強いため、ディスプレイや、舞台美術にも向いているといわれるます!

 

実ものも使っていて、まるくて全体的に曲線が多くて、流木の素材感もかんじられ、自然の癒しを感じます。

 

お気に入りの作品を改めてみてみると、花材の素材感(ぼこぼこした、つぶつぶした、つんつんしたなどの質感)を生かした作品が多いようです。草月流では、「花と語らう」といってその花の独自の魅力を最大限に引き出すことを重視しています。

 

草月流は、昭和2年、華道家の子どもでいけばなの手ほどきを受けた後、『型』どおりにいける今までの生け花に疑問をもった勅使河原蒼風によって始まりました。形より花材ありきですので、展示会でも、その花材の独自の質感や特徴がより感じられるお花が多いようです。

池坊 ikenobou

玄関前のお家元作品です!作品の下の部分が黒く、床も黒いので、お花や実が空中にういているような感じもうけるような、神秘的で存在感のある作品です。細い曲線が、作品のあちらこちらに見られ、繊細で、美しいですね。

 

細い曲線や噴水型の形は、池坊の作品の大きな特徴かもしれません。

他の作品も植物の線を生かした噴水型の形のものが多いですね。

 

室町時代に、池坊の立花師は、座敷の飾り付け『たて花』や『立花(りっか)』という花の形をつくり、東山文化での茶の湯や江戸の初期に隆盛を誇っています。

 

池坊では、自由に生ける花もありますが、『立花』・『生花』・『投入花』など、『型』の決まったお花が展示会でも多いです。草月流は、『型』の決まったお流儀花は初心者のときに学んで、展示会で『型』のお花生けることはほぼなく、自由花を生けます。

 

池坊の古典花・お流儀花といった『型』のお花は、まさに、こういった畳や障子のある伝統的な日本の建築の中で映えますね!

↑池坊の定型の形

 

小原流 Obara

小原流の玄関前の家元のお花です。小原流の特徴に、展示会で箪笥の上に生ける多肉植物をよく使うなどがあります。お稽古ではどうなのかはわかりませんが。以前、家元の個展を見に行ったときにも多肉植物をたくさんいけていました!

 

盛り花を始めたのが小原流です。展示会でも盛り花もいけられています♪箪笥の上には、決まった『型』でつくったようなお花もありますね。

 

小原流の自由花は、自由花でもすこし型にもとづいた決まりがあると聞いた気がします。草月流が自由なお花をつくることが多い流派だとすると、池坊は『型』の決まったお花寄り小原流は自由と『型』の決まったお花両方草月と池坊の真ん中だと、言われますが、展示会でもそのような傾向がみられますね♪

 

↑小原流が、欧米のアレンジメントの影響をうけて、つくりだしたといわれる盛り花の形

型にとらわれることなく、自由な表現を!

草月流の、一番の特徴は個性を大切にし、自由な表現をもとめている点にあります。

日本古来から続いてきたいけばなには、と言われるものがあります。その時代の最先端の花師たちがつくってきた、またはその流派の創始者が作った、一番美しいとされるお花の形です。

 

多くの流派はこの立花・生花・投げ入れ花など呼び方は流派によってさまざまですが、型(お流儀花・古典花)を学ぶことがメインになっています。

 

展示会でも、他の流派では、型(お流儀花・古典花)の作品が多く出品されます。草月流では基本の型は、通常の展示会ではほとんど出品されていません。

 

型どおりにか、自由にか!?  問題

いけばな展で他の流派の型(お流儀花・古典花)の作品を見ていると、とても美しいと思うのですが、昔のどなたかが作ったお花の型を完璧に再現しその中で自分を表現するのではなく、自分自身で考えた形をつくるのもやはり楽しいのではないのかなと、わたし自身は感じます。

 

もちろん、昔のどなたかが作ったお花の型を完璧に再現しその中で自分を表現するのも、とても楽しいことです。ただ草月流では、古典的なお流儀花(型)だけではなく、古典的な美の心を生かしてそれぞれのお花や場所ににあう美の形をつくることも、学べます。

 

 

自由花のデザインを、2年で体型的に学ぶ

 

 草月流では、

●まず初めに1年程度(40回)この型を学ぶことで、お花の扱い方・日本的な古典的な美のバランスを身につけます。

そのうえで

2年程度(70回)自由花のカリキュラムを学びます。

 

この2年程度(70回)の『自由花』のカリキュラムが、草月流の1番の特徴かと思っています。色・繰り返し・直線・曲線など、自由花に生かせる要素に一つひとつフォーカスして、だれでも自由に素敵なお花を生けられるようにデザイン的なことを学びます。

 

他の流派さんでも、自由花をとりいれている流派さんは多いかと思いますが、2年程度(70回)のカリキュラムで自由花のデザインを体型的に学べるところはあまりないように思います。また流派によっては自由花でもなにかと制約が多かったりする場合もあるようです。

 

草月流では、最初に『型』を学ぶ日本的な美の感性を学んだ上で、体型的に自由花を学んで頂けます。

いけばなの流派の違いと選び方【お金編】

以前息子のクラシックバレー教室を選んだときのこと。そこまで本格的にやらせるつもりはなかったのですが、リーズナブルでどうせならやはり上手な先生に教えていただければと探していました。欲張りなのですが(^^♪

 

調べてみると、毎月のお月謝の他に、発表会費(5~10万円)・父母会費(光熱費やお歳暮など、月千円程度)・など、ホームページには載っていないお月謝以外の費用がいろいろかかります。さすが女の子の人気の習い事ですね!

 

生け花も、いわゆる三大流派、草月流・池坊・小原流でも、流派やお教室によって、お月謝があ

まり変わらないようでも、数年単位でトータルでみるとかなりかかる金額も変わってきます。お教室によってはかかることもある、お月謝以外のお金を少し頭に入れておくと安心。

 

階級と、お免状の申請費用は?

いけばなの流派によって、階級の多さなどによって、師範(教えられる階級)になるまでの金額も変わってきます。一般的には、お免状も申請することが多いかと思いますので、生け花の、数年単位でみると一番トータルに費用を左右するのが、お免状申請費用です。階級の多さや申請費用をしっかりチェックしておくと安心です!

 

ちなみに草月流は、大きな流派としてはお免状の申請は、費用が比較的リーズナブルです。

 

お月謝以外に、かかることもある費用は?

【お免状をとる場合】

●お免状の申請費用

 

【お教室による】

●いけばな雑誌の購読料

●お教室の文房具代

●先生の花展のチケット代

 

【伝統的なお教室では】

●旅行のお土産

●お中元・お歳暮(年1万程度) 

 

当アトリエでは、お教室の文房具代などはレッスン料に含まれていますし、その他にもご本人のご希望がなければ特に発生するものでもありませんが、お教室によってまちまちですので、こういった費用は、流派やお教室によってかかる費用も変わってきます。もちろん本人が希望しなければまったく発生しない場合も多いかと思います。

花展に出品したり、花器を揃えたり

お花が楽しくなって少し上手になると、花展に出品したり、花器を揃えたりしたくなってきたりします。

 

花器については生徒さん次第でご自分のご希望で楽しくそろえていってというお教室が多いかと思いますが、花展につきましては、流派によっては、出品する際は高級な器が一般的だったり、骨董品の上に花を飾ったりといろいろなスタイルがあります。

 

 

 

本部教室主催の花展に行ってみよう!

流派によっては、高級な器が一般的だったり、骨董品の上に花を飾ったりといろいろなスタイルがあります。

 

各教室の体験授業の他に、本部主催の花展に行ってみると、流派の特徴や雰囲気がある程度わかります。流派全体の雰囲気なども少しつかめるかもしれません!

 

流派の特徴・先生!が大切だけれど。。

息子のクラシックバレーのお教室選びでもそうでしたが、感性や相性が大切なので、もちろんいけばなのお教室選びも、かかる費用が少ないから満足とかではないですね。お教室を選ぶ上では、『先生』と『流派の特徴』が、特に大切かと思います。ですがリーズナブルだと、続けやすいです(^_^;) 

 

選ぶ流派やお教室によって、お月謝以外の費用がかなりかわってきますので、楽しく続けるためにも、事前に調べておくことをおすすめします♪ 

桐を生ける! 田園調布みぞえ画廊

きりきり~♪ 桐を生ける

田園調布みぞえ画廊の玄関のいけばな 桐(きり)・ゆり・どうだん・ひば
田園調布みぞえ画廊の玄関のいけばな 桐(きり)・ゆり・どうだん・ひば

11月の3~17日、田園調布みぞえ画廊の門前花に桐(きり)を生けました。

 

花材:桐(花芽つき)・ドウダン・百合・ひば

 

秋は、ささげ・びわ・柿・かりんなど、などお花以外もおもしろい形の素材が充実しています。

 

実つきの枝を高く生け主役にしようと思ったのですが、手に入ったのは、すごく立派な桐の花芽つきの枝。

 

近所の家に桐の大木があり、秋の実のある風情が素敵だな~と思っていたのです。

 

生けてみてさらに気に入り、家に植えたいと思ったのですが、すぐに桐は大木になるそう。新しい素材を生けるたびに家の庭に植えたくなるので困ります^^

 

今回の生ける際のポイント

●とにかく桐の高く、枝振りを生かしていける!広い場所では高さや大きさがあると映えます。(お花屋さんにも桐を高く生けてね♪とお言葉をいただきました!)

 

●黄土色の桐の芽に、淡いピンクの色合いのゆりをたっぷり入れて、やわらかい雰囲気に

 

●赤く紅葉したどうだんであざやかな色彩をプラスする

 

●奥に赤の反対色の緑のヒバをいれて、色のめりはりと奥行きをだす


実はなにより2週間お花をきれいな状態に保つためには、枯れたお花をとってきれいなお花を正面にむけたりと日々のこまめで地味な手直しやお手入れが一番大事ですね^^

草月流は、アートぽい?

いけばなの三代流派に、池坊・小原流・草月流があります。流派ごとの特徴が語られるときに、草月流は、比較的自由で、アートよりな流派だと紹介されることも多いです。

 

クリエイティブなことをを好意的にとらえらる一方、「自由だと、どういけたらいいのかわからない!」と心配されるかたも多いかと思います。

 

美術得意でもなかったけれど、アートぽい草月で大丈夫」そんな疑問にお答えします!

 

 

草月は、花と語りつついける

実のことろ「アートなセンスに自信がないけれど大丈夫?」という心配は、あまりいらないかと思います。というのは草月流では「花と語りつついける」ということを大事にしています。花木の形や色、器の形や色、周囲の雰囲気などで、そのお花に合った生け方をさぐっていきます個人のセンスだけでなく、お花や枝の美しさがまずあって、作品が生まれます。

 

1から創造する、アートより簡単!?

 

1から自分で創造することの多いアートの世界とは、また違っています。素材があって、作品があります。どちらかというと、お料理の世界に通じるところがあるかと思います。お料理も、新鮮なで豊かな食材を使うことがとても大事ですよね。お花もまずは、素材を探しがとても大

 

ですので、学生時代美術が特に得意ではない、心置きなく取り組んでいただければと思います。手先が器用ではないかたも、すごく細かい作業ばかりでもありませんので丁寧に取り組んでいただければ大丈夫。

 

 

 

花が好きな人に! 癒しの時間を

 

たとえば料理が得意になることの条件は、いろいろあるかと思いますが、まずは食べることが好きで、いろいろ美味しいものを食べることだと思います。「食いしん坊」であることが、まずは大事!

ですのでいけばなも、お花が大好きな人であれば、どんどん上達していきます。自然・美術・工芸品など、美しいものを楽しむことが、さらなる上達につながっていきます。

 

素材の美しさを最大限に!草月流

古来より決まった形ですと、その素材の美しさを最大限にいけることが難しいことも。草月流では、基本形を終えた後は、自由に生ける部分が大きいですので、一人一人個性・センス・で、「このお花のどこが美しいのか」を考えていただき、花のもつ美しさを最大限に生かしてお花を生けられます。

 

お花の美しさをどう生かすの?と思われたかたはこちら

いけばなの歴史【古代~ 飛鳥、奈良、平安、鎌倉時代】

いけばなの3大ルーツは?

長細く、比較的温暖で(最近は熱帯化していますが・・)四季がはっきりしていて、一つの国としては比較的多くの種類の花を楽しめる日本。

 

古代~ 飛鳥、奈良、平安、鎌倉時代には、「花を愛でる、飾る」「神の依代」「供花」など、いけばなの基礎となることが発展していきます。


The origin of ikebana is from Buddhist practice and Shinto

We would recognize it at 14th century.

●花を愛でる、飾る

奈良時代の『万葉集』や、平安時代の『古今和歌集』『枕草子』などには、

 

花にまつわる和歌が詠まれていたり、花を飾る習慣があったことが書かれています。

「久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」

-紀友則(古今和歌集・平安時代)

 

「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」

-紀貫之(古今和歌集・平安時代)

●神の依代-神道の自然崇拝の影響 Shinto

神道では、『人と自然と宇宙の融合』といった自然崇拝が信仰の中心にあります。

 

森羅万象(人間が想像可能なありとあらゆる事象)に神が宿るとして山・巨大な石や木に特別な意味もたせていました。緑色を絶やさない常緑樹や、樹木を神が依るとして、依代として信仰していました。

 

神事で榊(さかき)お祓いをしたり、正月に門松を飾るのも、依代の意味合いを持っています。

 

スピリチュアルな場所として、旅行先や休日に神社などに行くことがレジャーの1つになっていますが、樹木に囲まれた参道など緑の中を歩くことによって、自然の中に身を置くことが神道の大事なポイントなのですね。

 

 

●仏に花を備える Buddhist practice


6世紀に、仏教が日本に伝わってきました。

供花(くげ)といって、仏に花を供えるようになりました。

 

華厳経や法華経など、経典の名前に華(花)という字があるよう、仏教と花は深い関わりがあります。仏教が生まれたインドに多い蓮の花などが仏教装飾に使われていたりします。

 

仏教の中でも、後に室町時代に発展した禅宗は、禅の教えの真髄は、己を捨てて自然ととけこむこと、「人の中の自然」「自然の中の人間」との間の究極の調和をもたらすこととされています。

 

禅の影響は大きく、「自然本来の姿を体得する修行」が発展していき、茶道・華道・水墨画・能・枯山水庭園といった日本文化につながっています。

 

今も昔も自然のものや緑と関わったり見たりすることで心が安らぐのは変わらないことで、禅の教えの大きな部分で、わたしたちは今もその影響を受けているのですね^ ^

 

【室町時代】

武士の住まいとして書院造りの建物が作られるようになる。床の間の前身の押し板の場ができ、仏に花・香・灯明をささげるための三具足(花瓶・香炉・燭台)が飾られていました。

 

公家や武士の行事のために、格式のある花が求められるようになり、たて花といういけばなの様式が作られる。将軍家に努める同朋衆と呼ばれる僧侶の芸術家集団が、たてばななどの座敷の飾り付けを行っていた。

 

たて花は、2・3本の草木でつくるシンプルないけばな。主な花材をたてることが重視されており、副素材は足元に添えます。

 

このたて花の名手が池坊専応で、池坊の名を最初に広めた。

 

東山に銀閣寺を建てた、第8代将軍足利義政。中国から美術工芸品を輸入したり、いけばなや茶の湯の東山文化を築き、いけばなの発展にも、大きな役割を果たしました。

 

【安土桃山時代~江戸時代】

安土桃山時代になり、建築が豪壮になるにつれて、座敷飾りのたて花もデコラティブで立体的な立花に発展しました。

 

室町後期から茶の湯が盛んになり、千利休の茶の湯の大流行とともに、池坊専好の立花が人気となりました。

 

立花が人気となり、武士・僧侶・公家だけでなく、町人にも広まる。池坊から分かれた立花師が活躍しました。

桜(陽光)を生ける! 田園調布みぞえ画廊

桜(陽光)・あせび・ストレチア
田園調布みぞえ画廊の玄関のいけばな 桜(陽光)

3月の17~31日、田園調布みぞえ画廊の玄関花に桜(陽光)を生けました。

 

花材:桜(陽光)・あせび・ストレチア

 

自分の雅号にも桜を使っていまして、桜が大のお気に入り。

ですが桜は満開になると、すぐに散ってしまうので玄関花には使いづらい気がしていました。、

今回はお手入れにわりと頻繁に行けるので桜(陽光)を生けました。

 


桜を生ける際のポイント(今回の)

●桜のピンクの反対色に近い緑(今回はあせび)をいれ、あでやかに

 

●桜の枝が長いと、華やか!

 

●主役(桜)の分量を、全体の花材の分量に対して大目にたっぷり入れる

 

●ポイントに、少しだけ違う色をいれてもキレイ(今回はオレンジのストレチア)

 


 桜も寒い時期は、つぼみから生けると持ちがいいです。八重桜はソメイヨシノより持ちがいいそうです。(今回はつぼみの桜を用意して二週間持ちました)

 

外でソメイヨシノが咲いているときは、いけばなにするにはソメイヨシノ以外の花がいいと思います。もちろんプライベートな場では、ソメイヨシノが外で満開のときに室内で生けても、楽しめると思います!

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【水をみせる】お花の魅力を、引き出すには?

Focus on WAter(水を見せる)

テッセン・柳・ビバーナム

水をみせる作品です。

 

模様のないガラスの花瓶に、ガラス部分にになるべく枝をださないように生けます。

 

どうしても水に枝がでてしまうときも、写真のように、最低限の細い枝だけに。

 

水が作品の一つのパーツとして、楽しめます。

 

花材: テッセン・柳・ビバーナム

 

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【蔓(つる)、をつかう】お花の魅力を、引き出すには?

Vines

いけばなやアレンジメントにつる状の枝を使うと作品に動きがでます!

 

キウイ・フジ・あかづるなどが手に入りやすいです。写真のつるは、あかづるです。

 

つるは、曲線をもっているので、作品がやわらかな・あたたかい雰囲気になります。

 

花材:丸葉ユーカリ、モカラ、デンファレ、蘭、赤づる

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【つるす】お花の魅力を、引き出すには?

hanging(つるす)

あかづる・オンシジウム・ラン・クリスタル
つるす、いけばな作品

花材: あかづる・オンシジウム・ラン・クリスタル

 

壁際に、作品をつるしています。

 

ピクチャーレールなどがあって天井からお花をつるせるお家では、ぜひつるす作品を。いつもと違った軽やかな作品になります。

 

ランは、透明のピックにお水をいれて、フラワーワイヤーでとめてあります!

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【パーツにわけて、生ける】お花の魅力を、引き出すには?

taking apart the plant(パーツに分けて、生ける)

姫ミズキを、花のある部分と、枝の太い部分、この二つに分けてから生けました。

 

姫ミズキを、パーツごとにわけることで、そのお花の持つことなる魅力(花のある部分の可憐さと、太い枝の部分のナチュラルな魅力)を、さらに強調します!

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癒しの紅葉と木の作品! 昭和記念公園「よみがえる樹々のいのち」展

The Ikebana Works Made By Cutted Twins of The Park's Tree!

昭和記念公園の【2016年10月11日~11月12日】草月東京西支部 「よみがえる樹々のいのち」展に行ってきました。

 

屋外で、お花をつかわない、木などで作られた、草月流の作品が見られます。毎年この時期に昭和記念公園でおこなわれています。紅葉とともに、草月の展示が楽しめます!

 

I went Showa Kinen Park in Tachikawa. At that park sogetsu excibision is held (2016.10.11-11.12). The work is made by cutting twins at that park.

 

上下の2枚の写真は、息子がすごく気に入った作品でした。なんと中が祭壇のようなつくりになっていて、お参りできるようになっています。お賽銭箱に、ガラガラ音を鳴らす紐も。子どもたちが取り合うようにガラガラしています。

 

The inside of this work is like altar of Japanese shrine.

子どもはそばを駆け回り、外国人らしき人がポーズをとって写真をとったり、みなさん思い思いの方法で楽しんでいるようです。多くの人がいらっしゃるので、作品には安全性が第一だな~と実感。

 

 先週公園に行ったのに自然の中で遊ばなかった息子が、作品の周りで夢中になって遊んでいました♪


【2016年10月11日~11月12日】草月東京西支部 「よみがえる樹々のいのち」展

昭和記念公園 広くて半日がかりで楽しみたい昭和昭和記念公園ですが、 今回のよみがえる樹々のいのち展全作品がふれあい広場にあるので、西立川駅から行くともう少し短時間でも見られます。紅葉したイチョウ並木は、立川駅からのほうがみらます。

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竹竹~♪ 沼津御用邸記念公園 竹のインスタレーション

The ikebana work by bamboo at numazu goyotei(Imperial Villa)  memorial park

インスタレーション制作中の様子です
インスタレーション制作中の様子です

沼津御用邸記念公園での竹のインスタレーションに参加いたしました。朝から新幹線・バスなどで沼津の公園へ。

 

りっぱな松がたくさん植えられた広大な日本庭園の中に、日本邸宅があり、その近くに制作しました。Sogetsu Ikebana Orchestraとしてグループで参加。

 

インパクトドリルで穴をあけ、太いワイヤーで竹を一本一本つないでいきます。

 

竹は重く、力仕事です!ですが森林浴しているような気持ちのいい環境で、リフレッシュできました。

 

 We made ikebana works by bamboo at numazu goyotei(Imperial Villa)  memorial park in numazu. We made it by useing impact drivers and thick wire.

帰りには、沼津港の双葉寿司で、地魚のたくさん入った刺身の盛り合わせを舌鼓。

1日で沼津が大好きになりましたが、花より団子になりがちです♪

At numazu port I could enjoyed fresh sushi at 双葉寿司!!

*沼津御用邸記念公園

**双葉寿司 静岡県 沼津市 千本港町 121-8

 

草月流家元 勅使河原茜氏監修による竹のインスタレーションアート

2016年10月29日(土)~11月13日(日)9:00~16:30

熱さが続く秋!! 長持ちするお花は?!

田園調布 みぞえ画廊 むべ♪

田園調布 みぞえ画廊のお迎え花を、9月17日~10月2日まで二週間ほど担当させていただきました。

花材 ●ピンクッション ●むべ(実) ●あじさい ●あかづる

 

9月でも今年は暑さかなり厳しかったです。暑さに負けないお花

●ピンクッション(オレンジのとげとげのお花)をつかいました。

 

秋に出てくる実ものも、可愛らしさがあってまだまだ暑い時期に活躍します。今回は●むべを使いました。あしびの仲間です。

 

それでもお水をまめに替えていただき(水の中の菌の繁殖を防ぐため)、あじさいをシュロチクに交換したりして、なんとか二週間もちました。

 

 

なんと最終日に行ってみるとむべの実が減っていました、

なぞですが、むべの実がそんなに人気だったのでしょうか・・・。

 

その他前回のみぞえ画廊の迎え花つかった

●キングプロテア

 

なども長持ちします!

 

暑い時期には、ぜひピンクッション・キングプロテアや実ものなどを楽しんでみてくださいね!

一週間後、あじさいをシュロチクに交換
一週間後、あじさいをシュロチクに交換
前回つかったプロテア(中央のピンクの花)も年中手に入り長持ちしやすいお花です!
前回つかったプロテア(中央のピンクの花)も年中手に入り長持ちしやすいお花です!
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山本寛斎【日本元気プロジェクト2016】に出演♪

7月21日(木)山本寛斎プロデュース【日本元気プロジェクト2016 スーパーエネルギー!!】に出演しました! ダンス・ファッションショー・伝統文化(剣道・太鼓・生け花)などのショーのイベントです。

 

草月流が竹で舞台装飾を作っています。

お家元が舞台で写真中央のお花をつくるデモンストレーションをしました。わたしたちはその脇役として出演したり、舞台の装飾をお手伝いしています。

 

寛斎さんお気に入りの若手のファッションブランドchristiandada ・plastictokyo や、寛斎さんのファッションショーなどが素敵でした。

 

前日の初顔合わせの際の寛斎さんが草月のメンバーに言った、『(出演者は)見た目が大事だからね』という言葉が印象的。舞台裏でちら見したEXILEのÜSAさんや、モデルさんはさすがに長身で体格がよかったりですごくかっこよかったです~。

 

ショーにはわたしたちのように、モデルさんやダンサーでない人も出演していますが、ファッションやメイクでちゃんと見られる感じに仕上げてくださっています。さすが世界でも活躍したファッションデザイナーさんですね! 

 

舞台の終盤には草月の舞台装飾へのお褒めのお言葉も、寛斎さんよりいただきました~。

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お花屋さんで、素敵なお花の選ぶには!?

花材:ディアボロ・小菊・バラ

 

生徒さんの作品です。草月流の基本形の形になります。

生徒さんに、お花の選び方を聞かれました。自分になりの方法をまとめてみました。

 

1 お花を手に取って合わせてみる

自分で手にとれないお花屋さんでは、お花屋さんに合わせてもらいます。

 

2 頭の中でイメージしてみる

実際には、手にとるとお花がいたみます。そこでまずは頭のなかでイメージして、最終的にいいと思ったものをいくつか実際に合わせてみましょう。

 

3 好きなお花の組み合わせパターンを、覚えておく

自分の好きなお花のパターンがわかるとの作業が、楽になります。素敵だなと思ったお花の組み合わせがあったら、お花の名前や色・種類を覚えておこう。できたら写真をとっておくのも◎

 

4 趣味のあうお花屋さんで、買う、相談する

好みのお花屋さんがあれば、花屋さんに任せっぱなしにするかたも多いかもしれません。自分で選ぶときにも、趣味の合うお花屋さんで選ぶと選びやすいです。相談してみると、新鮮な組み合わせができることもあります。頼りすぎると自分のイメージと違いすぎてしまう場合もありますが(笑)

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田園調布 みぞえ画廊 乙女な日本邸宅!?

3月5日から2週間、田園調布のみぞえ画廊さんの玄関のお花を生けました。

 

花材:姫つばき、トサミズキ、プロテア、雪柳、ストレチアの葉

 

テーマは、ちょっと乙女な日本邸宅

丸くて淡いピンクのプロテアと姫椿で乙女感をだしました。立派な日本邸宅の玄関、ちょこっと乙女っぽくしてみました。

 

この後、前のいけこみをしたかたにいただいた、雪柳がどんどん咲いて華やかになりました。小花もなかなか乙女な雰囲気かも。春には小花をどんどん使いたいなと思いました!

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ナチュラルで可憐! クラッチブーケの作り方

花嫁さんを可憐な雰囲気にする、ブーケ

クラッチブーケは、庭で摘んでそのまま茎をリボンで結ぶ形です。クラッチとは「ぎゅっとつかむ」という意味で、その名のとおり実は簡単に手作りできます。

 

ガーデンウエディングはもちろん、シンプルな挙式や、二次会にも華を添えます。前撮りや後撮りにも、生花やプリザーブドのクラッチブーケがあると、花嫁さんの可愛らしさが一段と引き立ちます。

 

手作りで、自分のイメージどおりの可愛いブーケを作ってみよう。

 

クラッチブーケの作り方

用意するもの

・花(大きめお花だと、20本程度) ・はさみ ・ボール ・輪ゴム(数本) ・リボン

・花(大きめお花だと、20本程度) ・はさみ ・ボール ・輪ゴム(数本) ・リボン

 

1、下から2/3の葉を(バラは棘も)、とります。

2. 左手で花を一本持ち、右手で次の一本を左斜めに傾けて入れます。

3、左手の花を持っている束を、少し左に回します。次の一本を右手で、左斜めに傾けて入れます。

4、3の動作をくりかえして、花束をつくります。

5、輪ゴムで結んで、リボンでかくしつつリボン結びすると、完成です。

梱包は

大きめの紙袋に、半分にカットした1Lのペットボトルを底に入れると安定します。

 

失敗しないポイントは?

Point 1 しおれにくい花を選ぶ

Point 2 茎のしっかりしてる花を選ぶ

Point 3 事前に作ってみよう

 

まずは、前撮りのときなど失敗してもあまり支障のないときに試してみてね。

 

ブーケレッスンも、受付中です!